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川越大塚の家

~中庭のある黒い家~

敷地は畑の一部を分筆した東南の角地。360°どこからも見えるため、外からの視線を防ぐこと、どの方向から見てもデザイン性のある外観をつくること、そして子育てのしやすい住まいにすることが課題でした。完成した住まいはプライバシーを守りながら開放的な暮らしができる中庭プラン。ウッドデッキ調のタイルが張られた中庭は、シンボルツリーのアオダモやオリーブを植栽した緑豊かな外部空間となり、BBQを楽しむことや子どもの遊び場として利用されます。子育て世代の住まいは家族のコミュニケーションが大切。リビング階段や吹き抜けを設けることで家族の気配を身近に感じます。またアイランドの対面キッチンは作業をしながら子どもの様子を見渡すことができ、沢山の会話も生まれます。リビングの一角に設けた畳室は、中学生頃までの学習ペースとして最適です。すぐ横にはランドセルや制服などを収納できる納戸も用意しました。玄関と廊下には中庭の下部だけが見える地窓を設け、薄暗い空間を経由してからリビングに入ります。それは玄関で来客にプライベート空間を直接見せない工夫と、リビングをより広く、より明るく見せるための演出です。玄関ポーチにはベビーカーが収納できる外物置、ガス乾燥機や室内物干しなど生活に便利な機能も充実しています。
そして、この家はデザインだけではなく、断熱気密の性能を高め、太陽熱の冬期の取得と夏期の遮蔽、通風を考慮した開口部の設計を行っています。その結果、冬期に12帖用エアコン1台で家全体が十分に暖まり、少ないエネルギー消費で快適な室内環境を実現しています。

 
川越大塚の家(川越市大塚新町)
木造2階建 軸組構法
敷地面積 220.44㎡(66.68坪)
延床面積 113.54㎡(34.34坪)
竣工2020年1月
長期優良住宅 耐震等級3 
断熱性能(UA値0.51W/㎡K)
気密性能(C値0.9c㎡/㎡)
施工:川木建設
写真 大沢誠一
 
 

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